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購入する人の気持ちを考えよう

購入する人の気持ちを考えよう

不動産を売却する時には自覚無く身贔屓の視点で考えてしまうものです。

こんなに素敵な不動産を売ってあげるのだから、これくらいは出してくれて当然だろうという前提で価格設定をする人はものすごく多いです。

こういう人は当然ですが、他所と競合したりするということを考えてなかったり、周辺の相場は知ってるけど無視したりします。結果として当然のように売れません。で、売れないとなると「不動産屋の売り方が悪いんじゃないのか」となりがちです。

どんな商売でもそうですが、マーケティングは大事です。

お客が10人しかいないところに100足の靴を持ち込んでも完売にはならないでしょう。お客さんがマハラジャとか石油王なら別ですが、そんな人はそこらを歩いてたりしません。

例えば「イチロー選手のサインバット」はイチローや野球を知ってる人からすれば貴重ですが、野球もイチローも知らない人からすれば「何か書いてある木の棒」です。

売主としては、後者の視点で価格設定をする必要があります。

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