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負動産の処分

負動産の処分

子供や孫たちに不動産を出来るだけたくさん残してやろうというのは心情的に理解できますし、基本的には悪い事ではありません。

だからと言って何でもかんでも遺せばいいってものじゃありません。

建物の建てられない土地や、単なる道路や、あぜ道みたいに狭い土地や道路に面していない土地や、耕作しにくい畑なんか遺されても迷惑なだけです。

そう言うと「ワシが死んだあと好きにしたらええが」とか言い出す人が居ますが、それって無責任すぎませんかね。自分が整理するの面倒だからって子供や孫に丸投げするなら、それはゴミ屋敷を遺すのと同じです。

そうならないよう元気なうちに、自分の代で「これは売って現金にしておく、これはおいといて子供に使えるようにしておく、これは近所の人に譲ってしまう」といった感じで整理しておきましょう。

昨今では「終活」という言葉もあるように、元気なうちにこの辺の整理をしておくのは本当に大事なことです。コロナ禍みたいなこともありますし、痴呆とかが始まったら売却も管理も出来ずに家族を地獄に堕とす話にもなりかねませんから。

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