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少子高齢化に伴う世帯数の減少により、空家が全国的に増えています。

全国平均で総戸建て数の１３％ちょいが空家なのですが、2025年以降、団塊の世代が概ね75歳以上の後期高齢者になるのでそこから爆発的に増えると予測されています。

これは別に私個人の予測ではなくて、総務省とか各種経済研究所も同様の予測をしています。

空家が増えるということは、その空家を所有する人が増えるという事なのですが、残念なことに「人」は少子化の関係で減る一方です。

そうなると複数の空き家を保持する個人が増えるという事になるのですが、空家でも維持費や税金はかかりますので個人の負担はいずれ負担しきれなくなる時が来ます。

そうなるともう空家を売るしかなくなるのですが、市場に有り余ってる状態で高く売るなんてことは可能でしょうか。

結論から言うとほぼ不可能です。

トランプのババ抜きじゃないですが、早いうちに市場から一抜けしておいた方が安全なのです。

まぁ、それでも心情的に家を保持しておきたい人は居るでしょう。

そういう方は、今からお金を貯めて、空家を持っておくためのお金を余裕をもって作っておきましょう。