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終の棲家選びは慎重に

終の棲家選びは慎重に

お家を買う時に「終の棲家」として買う方も居ます。

でもそれを考えるのは、ライフスタイルが変わらない状態になってからの方が良いと思います。

例えばお子さんがいる場合、どうしても場所は通学とかを考えた場所になりますし、お子さんのための部屋も必要です。部屋の数が要るために一戸建てとかになる方も多いでしょう。でも、お子さんが成人して県外の企業とかで就職してしまったりしたらどうですか?部屋は絶対必要ではないですし、学校に通う事ももうありません。ライフスタイルが変わってしまうのです。

若い時は階段も平気でひょいひょい昇れますし、多少動線が悪くても段差があっても気になりませんが、高齢になってくるとそのどれもがものすごい負担になります。

個人的には30歳前後くらいで一戸建てを購入し、子供が独立した後60歳前にはその一戸建てを売って、中心部のマンションに買い替えるのがライフプランとしては最適だと思います。

中にはTVの「ポツンと一軒家」とかを見て、「将来的には山の上に広い土地を買って一軒家を建てて自給自足をするんだ!」とか自分の老化とか全く考えない人も居るのですが、あれはTVだからその場限りで済むんであって、実際にそこで生活するのは本当に…本当に…本当に大変です

そんなところを「終の棲家」とか言って買ってしまうと、病院は遠いわ買い物は出来ないわ親戚友人は寄り付かないわという、全く予想外の結末に繋がります。

その手の夢を見ちゃう人は、まず一人で田舎の一軒家を借りて、自分一人で自給自足してみてください。

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