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和風建築は不人気

和風建築は不人気

家を建てる時に、本瓦葺きで建材まで拘って、凝った欄間もあり重い襖を開放すれば20畳近い広間に出来る本格派和風建築を大金をかけて希望される方が居ます。

そして50年後。その本格的和風建築の家を手放す事を検討されるのですが、その際に建てた当時の拘りを一所懸命に説明して「リフォームすればいい」とか「この家は100年保つ」とか言われます。

「じゃあ自分でリフォームして100年住めばいいじゃない」と言いたくなります。

市場的な話をすると、和風建築は非常に売れにくいです。例えば同じ築15年くらいの同じ地区・同じ価格・同じ面積の和風の家と洋風の家があると、殆どの場合洋風の家が先に売れます。

和風建築は家を買うような若い世代には人気が無いのです。人気が無いという事は高くは売れないという事でもあります。

建てた当時の拘りは、建てたときの本人にしか価値は無いのです。

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