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解体費を決めるもの

解体費を決めるもの

建物が古くなって、解体して土地だけを売却することがあります。

この解体費ですが、解体費を決める要素がいくつかあります。

1.面積

これは当たり前と言えば当たり前ですが、解体する家が大きければ大きいほど費用がかかります。

2.構造

木造と鉄筋コンクリート造だと解体にかかる費用は4~5倍違います。

3.高さ

平屋の場合だと足場を組む必要はあまりないのですが、2階建ての場合ですと足場が必要になるので費用が嵩みます。

4.道路の広さ

道路が4m以下とかだと解体に使う車両が入れません。解体した廃材を持ち出す作業にも困ります。その分、人間が人力で運び出したりしなければならないので高額になります。

5.庭石、高木

立派な日本庭園などで大きな石組があったりした場合、石を破砕しないと運び出せない場合があります。また3mを軽く超えるような高木も切り倒すのに手間がかかるので費用がかかる元になります。

6.アスベスト

令和4年から個人宅でも事前にアスベスト(石綿)の調査が義務付けられました。これ調査費用が7~14万円かかります。事前の調査だけでも5~8万円かかるので、10万円は概算で見ておいたお方が良いですね。

以上に加えて、中に荷物があればそれだけ費用が嵩みます。

頭の痛い話だとは思いますが、何も考えずに大金を投入する前にまずはご相談ください。

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