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怒鳴っても査定は変わらないです

怒鳴っても査定は変わらないです

「そんな値段で売るわけないでしょ!」

売却査定のご依頼を受け、市場の相場とかその不動産の状態とかから価格を提示するのですが、極まれにその価格に激高される方が居ます。

いや、別に価格が気に入らないなら無理に売れとも言いませんし、他の不動産屋に行ってもらっても全然構わないのです。怒ったところで相場が変わるわけじゃないですからね。自分が思ってた数字と違うというだけで感情的になる方とは二人三脚で売却を進めることが難しいですし。

価格に激高される方の多くは、家の造りとか地域とかに物凄い自信があり、その価値はとても高く評価されるべきと思ってますし、自分以外もその価値を重視すべきだと強く強く思い込んでいます。

ガキ大将が子分に無理難題を吹っかける気分で不動産屋に自分の持ってる不動産の素晴らしさを滔々と語っても、それはその人個人の価値観でしかないので不動産屋にはほぼ響きません。

自分のお子さんが子供の頃に書いてくれた絵は唯一無二で、親御さんにはとても価値のあるものですが、無関係の第三者には単なる子供の落書きです。

それと同じで自分だけの価値観はお金にはならないと思ってください。

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