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値下げのタイミング

値下げのタイミング

不動産を売りに出してもすぐに売れるとは限りません。

何か月、あるいは何年も売れずにそのままという事もあります。

そうならないように不動産業者としては価格や条件の変更をご提案するのですが、売主としては感情的に受け入れがたいこともあるでしょう。

価格の改定をするタイミングは3つほどあります。

一つは売りに出して3ヶ月ほど過ぎた時点。専任媒介契約は原則3ヶ月の期限がありますので、その時点で不動産屋から反響などの確認をして見直すというものです。売り出し価格を相場より高く設定してた場合は、ここで見直す必要があります。

二つ目が相場などに変動があった場合。わかりやすいのが先年のコロナ禍ですね。他にも近所で競合する条件の物件が売り出されたりした場合や、半年以上売れてない場合等です。

最後が購入申込や価格交渉があった場合です。「〇〇円にしてくれたら買います」という申し出であれば、検討する余地があると思います。価格交渉に関しては5~10%までは検討の余地があるでしょう。それ以上に関しては物件等の事情に依ります。

価格を変えずに「いつか売れるまで頑張る」という方も居るでしょうけど、その「いつか」ってのが生きてる間に来ないかもしれない設定になってるなら見直しましょう。

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