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所有者不明土地の問題

所有者不明土地の問題

数年前から「所有者不明土地の利用の円滑化等に関する特別措置法案」が適用されております。

これは何代もの間、相続登記がされずにに放置された結果、今では誰が所有者なのかわからなくなっちゃった土地が迷惑なので使えるようにしていこうって法律ですね。

資産として価値があって、売ればお金になる土地や住宅だとあまりこういうことはないのですが、それでも相続の際に遺された親族間に血で血を洗う闘争が発生して、何十年も揉めた結果「関わりたくない」という人だけが残って、更にその当時を知る人も亡くなって、最終的に誰も知らないなんてことになるのもあるのです。

私も過去に隣の土地の持ち主が誰かわからなくて、延々と追っては見たものの結局わからなかったことがあります。

そういう不動産が空き地だと雑草が生えて虫が湧いたり、不法なゴミ捨て場にされて悪臭がしたりしますし、空き家だと不審者が出入りしたり、倒壊の危険性があったりという問題が発生してきます。

そうなってくると、もらって嬉しい財産じゃなくて、ババ抜きの様相を呈してきます。最後にババ引いた人が資産を使って処分させられる羽目になったりって事ですね。

そうならないように、使わないなって不動産は早めに現金化してしまいましょう。長期的に子孫に残したいなら金塊とかの方が確実ですよ。

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