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測量に関して

測量に関して

不動産取引の際に測量の結果をつけることがあります。

昨今ではGPSを使った制度の高い測量が行われていますので、新しいものがあるならいいのですが、古いものだと境界がわかりにくいことも稀にあります。

取引時の測量に関しては、売主の負担か買主の負担か法的な決まりはありません。確定測量となると立ち合いに時間がかかったり、費用が増えたりしますので、境界がある程度はっきりしているなら現況測量でいいと思います。

売買時に買主に渡す測量結果ですが、法務局に登記されている現況測量図で代えることもあります。

費用はかかりますが確定測量というものもあります。こちらは境界を接する所有者全員が実印を押して書類を作成するのですが、この中に市や県など行政機関が入っていた場合は、ものすごく時間がかかります。費用も現況測量の3倍近くかかります。

東京や大阪などの大都市圏で、ハンカチ一枚程度の土地でも何千万円という世界なら、後日のために確定測量がお勧めですが、香川県でしたらそこまで費用をかけるのはもったいないなと思います。

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