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家の傾き

家の傾き

中古の家の傾きを調べるためにビー玉を持って行ってばら撒くといいなんて話をする人が居ますが、それでわかる様な傾きならビー玉無くてもわかります。こんなのは都市伝説に近い嘘豆知識です。

それに基本的に建築物は人間が建てるものなので施工誤差というものがあります。建築基準法で言えば6/1000は施工誤差範囲です。要するに1m先で6mm以上ズレてたらそれはダメって事。

人に拠って感覚の差はありますが、ある程度以上傾きがあれば殆どの人は体感できます。

まぁ、中には「0.1/1000でも傾いてるのがわかる」とおっしゃる方も居ますが、ほぼ100%近い確率で「わかった後で言い出す」ちょっと精神的に不安定な方ですね。

どうしても気になるのであれば、レーザー測定器を買いましょう。1万円位しますけど、不安解消の精神安定剤として考えれば安いかなと。

因みにスマホとかのアプリで水平器があったりもしますが、これって測定範囲が狭いので単なる畳の縁みたいなところの凸凹でも傾きとかになっちゃうことがあるので、使う場合はあちこち広範囲で何度も使う必要があります。その代わりと言っては何ですが無料でアプリ使えたりするのでお得ですよ。

そうそう、時折ですが新築の分譲マンションで水平器持ち出してくる人が居ますけど、そういう人は今自分が住んでる家を調査してからにしましょうね。人によっては昨日まで平気だったくせに、「この家は傾いてる!」とか急に言い出す人が居ますから。そういう時は心療内科とか先に行くといいですよ。(実際過去にそれで心が病んでるのわかった人居ました)

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