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遠方の不動産の売却

遠方の不動産の売却

今住んでるところから遠く離れた故郷の不動産を相続したけれども、どうしていいかわからない、売却するにしても、どういった手続きが必要かわからないという方は多くいらっしゃいます。

よく聞く話で、お住いとか勤務先のご近所の不動産屋に相談されるという方が少なくないのですが、あまり遠方の場合は相談された不動産屋も相場が分からなかったり、いざ売却となっても案内できなかったりで、売却するにしても相当な時間がかかる事の方が多いです。

何年か前の話ですが、所有者さんのお子様が関西の方にお住まいで、そのお子様の知り合いである関西の不動産屋に依頼すると言われた方がいらっしゃいました。個人的に「無理あるな、売れないだろうな」と思っていたのですが、案の定今でも売れていません。

まずは、その不動産の有る地元の不動産屋に相談しましょう。とは言ってもあまり郊外の方だと不動産屋の数自体が少なくて選択肢に困ることもあるでしょう。最寄りの県庁所在地とかの不動産屋に頼むといいと思います。

次に郵送で媒介契約を結びましょう。これは売主さんから「この不動産を売ってください」という依頼と、不動産屋から「依頼を受けて売ります」という確認の契約になります。これを結ばない不動産屋は多いので気をつけましょう。

その後、買いたいと言う人が現れて、売買契約を結ぶっていう話になってもこれも郵送で対応可能です。

最後のお金と権利書を取り交わす引渡しの時にも司法書士の先生に間に入ってもらう事で、現地まで行かなくても取引は可能です。

あまりに遠方だと管理も出来ませんし、使うためにも沢山のお金がかかってしまうのでは意味がありません。

固定資産税を負担するだけの負の資産になるまえに売却して現金化してしまった方が良いでしょう。現金が不安であれば、金とかプラチナとか貴金属にしておけば資産が目減りすることはほぼなくなるかと思います。仮想通貨とか先物取引とかに使わなければ、資産を資産として残すのはそんなに難しい事ではありません。

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