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「〇〇万円高く売れました」という広告

「〇〇万円高く売れました」という広告

不動産の売却を考えられている方の多くはインターネットで相談先を探してると思います。

そうすると「高松市内の空き家が500万円も高く売れた」といった感じのバナー広告を目にすることが増えます。

この手の広告の殆どは不動産査定サイトが出しているんですが、実際にそういう事例があったって訳ではないことが殆どです。だって、広告出してるのはサイト運営会社であって、実際に査定したり売買したりする不動産屋じゃないですからそんな事例があるかどうかなんて確認できないわけですよ。良くても「不動産会社に依頼したかどうか」程度までで、「いくらで取引された」なんてところまでは殆どチェックしてません。

では何故こんなおとり広告をするのでしょうか?

その手の査定サイトはあなたが査定を依頼すると、その個人情報を不動産屋に1件何万円という価格で売りつけるのです。1件の査定依頼者を10社に売りつければ何十万円という売り上げになります。だから「他社の査定サイトより高い査定が出ますよ」なんて耳ざわりの良い事言って査定依頼者を釣るんです。

一括査定を利用するのであれば、そういうおとり広告をしている所よりも、売却に必要な情報とかを掲示してるところを探して依頼した方が良いですよ。

査定額がいくら高くても実際に買い手が現れなければ査定額なんて意味がありません。100円のものに1億円の値札をつけるのも自由ですから。売れませんけど。

大事なのは買う人の目線にも立って査定が出来る不動産屋を探す事です。

 

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