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原野商法の清算

原野商法の清算

原野商法というのをご存じでしょうか。

1960年代ごろからバブル直前まで辺りで、不便な郊外の土地を「将来値上がりしますよ」とか「この周辺は開発されて街になります」とか言って、二束三文の土地を高額で売りつけるという詐欺商法の事です。

結果として建物を建てる事も出来ず、利用することも難しい土地を行ったこともない人が買ってしまい、放棄分譲地とか言われて草だらけの土地が残っています。

そういう土地所有者を狙って「広告してあげるので〇万円ください」とかいう悪徳不動産屋が居たり、定期的に草刈りをすることで収入を得る業者なんかも居たりします。

ここで問題となるのが、2024年からの相続登記義務化です。2024年以降は行ったことも見た事もない、利用方法の分からない土地でも子々孫々と登記をしていかなくてはならなくなります。今までの様に放置しておけば良いとはならなくなるのです。

そこで私がご提案しているのは、利用方法がわからない土地は利用方法がわからないと正直に言って、安く売ってしまうということです。

世の中は広いもので、そういった土地でもなんとか利用法を考えてみたいとか、面白そうってだけで買う方がいます。私もその一人で、月面の土地やシーランド公国の土地を買ってます。

高くは売れませんし、売主様からは相応の手数料を頂きますが、子々孫々に迷惑をかけ続けるよりは余程良いと思います。

実際に何度か1万円で道路の無い土地を売りに出しましたが、いずれも全国から問い合わせがあり、一週間ほどで売れてます

そういった利用法の無い原野商法等の被害に遭った方はご相談ください。法令順守の上できちんと売却させて頂きます。

 

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