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不動産価格を決めるもの

不動産価格を決めるもの

今から30年ちょっと前、平成にもなってない昭和の末期、バブル市場で不動産の値段は天井知らずのように上がっていってました。ご存じの通り、この後バブルは弾けて不動産の価格は40年ほど巻き戻ることになるのですが、この様に不動産の価格は上がり下がりがあります。

ではこの価格を決めるものは何でしょう。

広さ?形?周辺環境?景気?

結論から言うと答えは「人の数」です。

広さがあったあり形や周辺環境が良いものが高いのは、それを欲しいと思う「人の数」が多いからですし、景気が良くなって不動産価格が上がるのも、景気がいいので家を買おうと思う「人の数」が増えるからです。

ここで問題となるのが「少子高齢化問題」です。どうしても「人の数」が減ってしまうので、この先は不動産価格が下がる一方…と思いがちですが、本当にそうでしょうか。

極端な例を出しますが、宮古島をご存じでしょうか。沖縄県の宮古島ではここ数年で不動産の価格が500倍近くになってるそうです。観光客が増えたもので宿泊施設を増やそうとしたら、建設できる土地というのがそんなにないってことで、ホテルのできそうな土地は札束での殴り合い状態だとか。要するに「需要>供給」という事態になっているので、価格は上がるというわけです。

これが逆になると値段は下がります。

宮古島は観光地なので特殊だって思う方には神奈川県川崎市なんかどうでしょう。政令指定都市の中で25年近く出生率と婚姻率の一位を独走してます。当然不動産の価格は下がる気配がありません。東京近郊で値ごろ感があるからですかねぇ。

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