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財産の遺し方

財産の遺し方

子供たちのために資産を遺してやりたい。

こう思われる方は大変多いと思います。

で、その遺し方ですが一番もめるのが不動産で遺した場合です。

「何故だ!」と思われるかもしれませんが、現金と違って不動産は価値が変動しますし、人によって価値が変わるからなのです。

例えば、たった1坪の土地があったとします。1坪では車を停めるのも難渋しますし、何に使えるわけでもないし殆どの人にとっては高い価値を見出すのは難しいでしょう。ですが、その奥に道路に面していない土地を持っている人が居たらどうでしょう。その方にとっては喉から手が出るほど欲しい土地になります。

この様に不動産の価値は主観的に左右される部分があるので、相続の際にもめる確率が高くなるのです。

その点現金はあくまでも数字なので、多い少ないは一目瞭然で第三者でも理解可能です。

使わない不動産は現金化しておいた方が、万が一の時にもめる可能性は低くなります。

数年前からは相続発生時に緊急避難的に150万円までは故人の銀行預金が使えるようになりましたので、最低でも150万円は現金化しておいた方がいいですよ。

後は遺された方々で争う種を残さないようにお気をつけて。

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