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不動産屋に「売ってください」と売却を依頼しても断られることがあります。
多い例としては
①売却希望金額が無茶
②事故物件
③取引総額が安い
これがトップ3って感じです。
売却希望額が無茶というのは、売主さんが地元に住んでいなくて東京や大阪の郊外くらいの感じで金額設定をしてることが多いですね。そりゃ東京の郊外の50万円/坪なら格安でしょうけど、高松の郊外でその値段はバブル時代の話ですよ? そんな金額で売ってくれと言われても買う人いるわけないじゃん。TVゲームみたいにマハラジャが田舎町に現れて用もないのに不動産を買うとでも? 売りに出しても誰も買い手がつかず、無駄に広告費や通信費や調査費や人件費の負担が不動産屋に乗ってくるだけですから、こういう場合は断られることが多いです。
事故物件は単に不動産屋の感情的な部分でしょうね。私は売却金額さえある程度諦めてもらえるなら取り扱いますけどね。私と逆で「中で人が亡くなってたとか気持ちが悪い」とか「清掃とかの処理が面倒くさい」と避ける不動産屋もいます。
取引総額が安いというのは、不動産屋の手数料は10万円の土地と1000万円の土地では100倍近く違うわけですが、取引にかかる手間やかかってくる責任はほぼ同じなので、割が合わないと思われることがあるってことです。不動産の流通を向上させたい国としてはそれでは困るので、先年からは売却価格が400万円以下の場合は現地調査費用とかを考慮して400万円の物件と同じまで貰ってもいいということにはなりました。
不動産屋も仙人じゃないので霞食って生きるわけにはいきません。あんまり無茶な条件だと売却を断られることもあると思っておいてください。
後は、「売らさせてやるんだ」とか考えて超高圧的な態度で接して来られる方も居るんですが、そういう方は大抵前述の理由①のような売却価格を夢見てること多いですね。
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