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高く売るのは目標にしない

高く売るのは目標にしない

残念ながら不動産には売ってもお金にならないどころか赤字になる物件というのが存在します。これってもう極めてまれな話じゃないんですよ。

じゃあ持っておけばいいじゃないかって思うかもしれませんが、お金と違って不動産は持ってるだけでは負担になるだけの資産です。その負担も安いから問題ないという人もいますが、持ってるだけなら安くても処分するのには莫大なお金がかかる場合もあります。本人は良くても、子供や孫の代にいつ爆発するかわからない爆弾を遺していくのが果たして良い事なのでしょうか。

よくあるのが、家が建てられないくらい面積が狭い、道路が2m以下しかない、そもそも道路が無い、だけど50年以上前の家が建ってる、といった感じです。

この場合、持っていても全く何の役にも立たないどころか、将来に禍根を残す可能性すらあります。

こういう不動産はさっさと手放してしまうに限ります。

手放すとなると高く売りたいと思ってしまうでしょうが、その時点で目的が高く売ることにすり替わってます。目的は手放すことであって高く売ることではないのです。

100年1000年かかってもいいと思ってるなら好きにされればいいでしょう。死んだ後まで子孫に恨まれていいならお好きにとしか申し上げられません。

目的は「高く売ること」ではなく「早く手放すこと」です。これが一見損なように見えて得だったりします。

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