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不動産屋を通さない取引の問題点

不動産屋を通さない取引の問題点

親族間での売買とかで不動産屋を介さずに取引をする方が極まれに居ます。

いや、別に良いんですよ?

違法ってわけでもないし。

取引するのが山奥の安い田畑とかで10万円以下なものとかならそれでもいいのでしょうが、金額が大きくなればなるほどリスクの方が強くなります。

問題点の大きい所で言うと、住宅ローンなんかがほぼ使えません。銀行側が不動産屋が入ってない事で契約の信用度が低いと見なすからですね。貸したはいいけど、回収しそこなったらこまりますので。じゃあ銀行で契約書とか吟味しろとか言う方も居るかもしれませんが、銀行は別にそこまでして貸したいわけじゃないんですよ。

あと、税金の控除とかも受けられなくなりますね。

不動産屋を通さない取引で一番厄介なのが、売主買主の知識に差がある場合です。

当然ですが売主買主は利益相反といって、売主は高く売りたい、買主は安く買いたいという立場になるので、不動産取引の知識に差があるとどちらかに有利な状態になってしまうことが予想されます。

もちろん、人間性の問題でもあるので公正な人が多いとは思いますが、公正じゃなかった場合はどちらか知識がない方が大幅に損をする危険性はあります。

そういった意味でも不動産屋を介して取引をした方が良いと言われます。

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