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不動産投資は慎重に

テレビでも「誰でも大家さんになれる」とかCMが流れてて、不動産投資のカジュアル化が進んでますね。

いやぁ、その手の業界はカモネ…お客さんが増えて商売繁盛なんでしょう。

さて、ここ10年くらいで不動産投資というと、ボロボロの中古住宅とかアパートを買って、それを安くリフォームして、賃貸に出して儲けるというスキームが割と人気でした。

確かにこの方法なら初期投資も抑えられるというメリットがあったんですが、そこへきて先年のコロナ騒ぎです。

前段階の「ボロボロの中古住宅とかアパートを買って、リフォームする」とここまでは問題ないんですが、「賃貸に出して儲ける」という肝心な部分が難しくなっています。なにしろ新築だろうがなんだろうが、そもそも引っ越しをする人間が激減してますからね。企業は転勤をあまりさせないし、よほど特殊な事情がなければ賃貸を借り換えたりしませんから。

更に少子高齢化による世帯数の減少もあって、投資として考えるのであれば短期で収益を上げて回収する必要が出てきました。

テナントなんかは世帯数の減少の影響を受けにくいと言えば受けにくいのですが、これは長い間入居者がつかないというリスクもあります。

ハードルは下がってきてますが、今後市場が荒れた時に回収できないリスクもあるので、不動産投資の際はしっかりと収支計画(手放すところまで)を考えておく必要があります。

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