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船頭多くして

船頭多くして

不動産の購入というのはとても金額の大きな買い物です。

ともすると不安になり、誰かに相談したくなりますが、相談相手は慎重に選びましょう。

家族、親戚、友人、同僚、上司などいろいろな選択肢があると思いますが、中でもお勧めできないのは「半可通」です。

「半可通」と言ってもわかりにくいですが、不動産に関して詳しいつもりになってるだけの素人さんってところです。私ども不動産業者は法律でガチガチに規制されたうえに仕事でやってますので問題ないのですが、素人の方の場合ネットなどのデマや法律的にいい加減な情報も取り込んでいることがあるので危険です。

あと、これだけは注意しておきたいのが、「お金は出さないけど口は出す身内」です。

こういうタイプの人は得てして見栄っ張りですので、誰かが不動産を買うとなるとまず殆どの場合「やめとけ」と言います。

何故「やめとけ」と言うのでしょうか。

あなたがその方の「やめとけ」を振り切って買った場合で考えてみましょう。結果としていい買い物であったなら、その方はお金を出していない上に見当違いの忠告をしたということで立場がありません。悪い買い物であった場合は「それ見たことか」とは言えます。

その方からすると「やめとけ」と言ってやめてくれた方が責任が無いんですよ。だから無責任に「やめとけ」という人が圧倒的に多いです。

これが保証人になる方とか、お金を出す人であれば別です。自分のこととして真剣に責任をもって吟味しますので、そういう方の忠告は聞いた方がいいでしょう。

なによりもまずは自分自身でしっかりと考えること。考えるのが難しいと思ったら不動産屋さんに相談することです。

ご相談いただければ考え方のヒントや、法的なアドバイスや、市場の情報などもご提供できます。訊かれなければさすがにわかりません。ですので、遠慮をせずにずばっと訊いた方がいいですよ。

古来より「船頭多くして船山に上る」とも言いますので、あまり大勢に相談しても目標がぼやけるだけになる危険性はあります。

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