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返済比率

返済比率

住宅ローンは普通の人が借りるお金の中で最も額の大きいものですが、ご自身がいくらまで借りれるかご存じの方は少ないと思います。

銀行は無制限に貸してくれるわけではないので、住宅ローンに限らず借りられる額には上限があります。

それは返済比率というもので制限されるのですが、これは「年収の〇%までは借金していいよ」というものです。だいたい30%程度の事が多いですね。ですので、年収が400万円の方はその30%なので年間120万円の返済額、月額10万円までの返済ならローンOKとなります。ちなみに、その月額10万円の中には奨学金の返済や自動車ローンが含まれますので、奨学金の返済が月額2万円・自動車ローンが月額3万円だったら、借入枠は一気に半分になります。

で、その返済比率なのですが、これは年収の多い少ないによって変わります。年収が少ない方は返済比率が下がりますし、年収が多い方は上がります。極端な話ですが年収100万円の方が30%もローンを組んだら残りが70万円で生活費が月に5万8千円くらいになっちゃうので、それだと生活できないだろうって事で貸してくれません。逆に年収が1000万円の方なら40%のローンを組んでも残りが600万円あるのでそれで生活していけるでしょって思われるのです。

まぁだからといって、返済比率上限いっぱいでローンを組んだら、何かの事情で年収が減ったりしたときにすぐに行き詰ってしまいますし、それを住宅ローンでしてしまうと長期間にわたって他のローンが通りにくくなってしまいます。

というわけで、住宅ローンの金額は事前に相談して決めておいた方が良いですよ。

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