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相続登記義務化開始

相続登記義務化開始

以前から何度か取りあげていましたが、とうとう相続登記の義務化が開始しました。

https://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/page000275.html

今までは相続登記をせずに放置さえしておけば、義務や責任から逃げられてたのですが、少子化の昨今、国としては固定資産税の取りはぐれを無くして税収を確保するべく、20年越しで整備を進めてきた政策の一環です。

平成16年の大改正で電子化に大きく舵を切り、100年以上変わらなかったシステムにメスを入れました。それまで紙に筆で書いたような登記簿があったのですが、これって担当が酷いクセ字だったり、必要以上に達筆な行書で全く読めないのが放置されてました。更に言うと紙なので破れてたり、千切れてたり、何故か抜けがあったりと酷い状態だったのです。

まず、電子化でクセ字や行書で読めないという状態と、破れや抜けを無くし、これを整備して活用する事20年。ネットの普及と相まってシステムの整備と安定が確保できたので、次は取りこぼしを無くすという方向に進み始めました。

テレビとかでも報道してましたが、相続登記して無いために「所有者不明」となっている不動産の面積が九州と同じくらいあるそうなので、これを市場に出せば、不動産流通や都市開発が進んで、税収も上がるだろって事みたいですね。

猶予期間は3年とされましたので、相続登記をサボっていた方は大慌てで手続きをされた方が良いですよ。

 

 

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