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相続登記義務化の影響

相続登記義務化の影響

相続登記義務化が始まってから2週間が経ちましたが、さすがに速攻で市場に影響が出たりはしませんね。

相続登記の義務化は、いままでは「任意」だった相続登記が「義務」になって、3年以内に相続登記してないと10万円以下の罰金が科せられるというものです。

平成16年から登記のシステムを地道に電子化してきて、システムが安定して運用されてるのが確認できたので、満を持しての相続登記の義務化ですよ。相続登記以外に今まで任意だった住所変更登記も義務になりますね。転勤とか多い方は結構大変かもです。

相続登記義務化の一番大きな目的は、少子化による所有者不明と不動産の増加に歯止めをかける事、それに伴い固定資産税税収の取りはぐれを無くす事です。

相続登記義務化の影響の一つとして、争族の減少が考えられます。

今までは相続登記が任意で、極端な話何十年でも争えたし、仲が悪い親族間で嫌がらせのために相続手続きに協力しないという事が出来たのですが、義務化でそれが出来なくなります。

協力しなければ自分にも罰金が来るわけですから、今までのように無料で相手だけを困らせるという事は出来ません。嫌がらせのために少なくない金がかかるって話になれば、手じまいにする方を選択する人の方が多いでしょう。

効果が出てくるのは半年くらい先ですかね。

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