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今の中古住宅市場には昭和40年代50年代の中古住宅が多い。
何故この年代に偏るのかというと、その頃に家を建てたり買ったりした方の大半が団塊の世代であり、人口ピラミッドを見ればわかる通り圧倒的に人数が多いってのと、その団塊の世代の方々が高齢になったり亡くなったりで家が不要になって来ているからなんです。
殆どの方は30~40歳代で家を買われるのですが、団塊の世代の皆さんがその30~40歳代で買った家が市場に流れて来てるんですね。
それで今、現代で家を買うのもやはり今の30~40歳代が中心なのですが、これが人口比率で見ると団塊の世代の1/3も居ないんですよ。
ここ20年くらい、不動産市場がそれなりに堅調だったのは、団塊ジュニアの世代がその家を買う世代だったからで、市場的には利益の先食いをしてただけです。何しろ団塊ジュニアの子供世代は完全に少子化世代なので人口的に団塊世代の半分程度しか居ませんしね。市場的には劇的な先細り確定なんです。
これが何を意味するかというと、売りたい世代より買いたい世代が半分も居ないという、圧倒的買い手市場で売り手余りという状態になってるという事です。
売りたい人が3人いても、買いたい人が1人しか居ないなら、売れるのは1軒だけで、のこりの2軒は空き家のまま売れ残ります。
売れ残ってるって事は値段を下げてでも売らないと、家は古びて行って更に売れなくなるだけです。何しろ、売りたいって人は次々と現れるのに買いたいって人はめったに表れないという状態なので、悪い意味でのババ抜き状態です。
では、このババ抜き状態からどうやって抜け出せばいいのかって話になりますよね。
それはまた次の機会に。
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