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内閣府の調査によると、日本人の7割超が木造住宅に住みたいと思っているそうです。
これは確かに嘘ではないんですが、これを世代別に見ていくと違う傾向が見えてきます。
70歳以上は8割が木造住宅に住みたい、そしてその内在来工法の家を希望するが7割、2×4工法が1割となっています。
これが40~50歳になると木造住宅に住みたいというのが7割であまり変わらないのですが、内訳が在来工法3割5分、2×4等が3割5分と70歳以上とかと明らかな違いが出ています。
更にこれが20歳代になると木造住宅の希望は6割まで減り、その内訳も在来工法2割、2×4等が4割となり、高齢者層と嗜好が明らかに違ってきています。
これが何を意味するかと言うと、70歳位の方が「うちは金のかかった木造建築だから」と言っても、家を購入していく年齢層の人には響かない確率がとても高いという事です。
この背景には、阪神大震災や東日本大震災といった大規模地震災害の経験というのが大きいと思われます。要するに「耐震性」を重視する傾向になっていると言えます。
なので、この先10年くらいには鉄筋や鉄骨や2×4の建築の家の需要が強くなり、在来工法の中古住宅は苦戦を強いられるようになると予想されます。
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