お知らせ / 会社ブログ

不動産余りの時代

不動産余りの時代

私的な予想になりますが、今後5~10年くらいで不動産市場は急速に悪くなると思ってます。特に郊外で。

理由としては少子高齢化なんですが、特に高齢化が大きく影響してくると思われます。

平成時代はバブル景気が弾けたものの、マンションブームとかがあったりしましたが、これは単に団塊ジュニア世代が30代から40代の住宅購入世代になったことによる人口ボーナスだったんですよね。

ところが令和の現在、団塊の世代は後期高齢者になり、団塊ジュニアも50代から60代になり住宅を購入する事が無くなりました。要するに人口ボーナスが完全に無くなったという事です。

現在の住宅購入世代である30代や40代の方は、団塊世代+団塊ジュニア世代に比べて1/3くらいしか居ません。

更に後期高齢者になった団塊の世代の方々が50年くらい前に取得した不動産の整理にかかってきていて、更に言うと団塊ジュニア世代も「終活」を意識して先祖伝来の土地なんかを整理にかかってきています。

要するに売りに出す人たちが買う人に比べて3倍近くいる状態です。

さて、こうなると売れ残りが年々増えていきますよね。しかも毎年売りに出す人は増えます。そうするとさらに売れ残りが増えます。

でも買う人は増えない。

どう考えても加速度的に市場が悪くなるとしか考えられないのです。

まぁそれでも今はまだこの予測を他人事のように考えてる人が多いので、今のうちにさっさと売り逃げをするのが最善だと思います。

イエジン | 不動産売却情報満載のWEBマガジン