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売れない不動産

売れない不動産

「土地を売りに出してるけど何年も売れないんだよ」「誰も住んでない家があるんだけど買い手がつかない」

このように何年も売れずに相談に来られる方は別に珍しくありません。

では何故売れないのでしょうか。

それは大抵の場合「需要に合った値段がついてないから」です。

例えばドライブとかで山間を走ってて、適当に目についたような山を買う人ってどれくらいいるでしょうか。殆ど居ないでしょう。でも0人ではありません。「10万円」と言われても買う人は殆ど居ないでしょう。では「100円」なら?「10円」なら?これなら100人も居れば何人かが面白がって買う可能性ありますよね。

と、ここまでは去年の話です

令和6年7月に法改正があり不動産の仲介手数料が値上がりしました。特に買う側は値段の安い不動産であればあるほど爆上げといっていい値上がり率となっています。

こうなると値段を極端に安くしても不動産屋の手数料の関係で「合わない」とされて売れなくなってしまいます。

例えば100円の玩具を買うのに手数料とかで10万円要りますって言われたら買わないじゃないですか。

このため、地方の中古住宅や空き地の市況はぐっと悪くなってきています。

よく「バブルの時に売っておけばなぁ」って人が居ますが、それは後から言ってもどうしようもない話で、今や現在進行形で売り時が過ぎ去って行ってる真っ最中です。

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