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公示価格の錯覚

公示価格の錯覚

先日、令和8年の地価公示価格が公開されました。

全国・全用途平均で前年比2.8%上昇し、5年連続で上昇基調が続きました。上昇率は前年(2.3%)から拡大し、バブル崩壊後の1992年以来、34年ぶりの高い伸びを記録、都市部の再開発やインバウンド需要が地価を牽引しています。 

とのことで、「ああ、不動産って値上がりしてるんだ」と錯覚する人は多いと思います。

これは「平均」が起こす「統計の罠」という錯覚です。

例えばメジャーリーガーの大谷翔平選手の高校同級生の平均年収は1億近いものですが、大谷選手以外が全員無職で年収0円でも平均値はほぼ変わりません。

統計的には何も間違ってないのです。

これと同じで、東京とか都心部で高騰が続いてるので値上がり感があるのと、円安とインフレの関係でお金の価値が下がってるので値上がりに見えるというだけです。

実際のところ、住宅需要は人口減少の影響をもろに受けていて、ハウスメーカーなんかはジリジリと苦戦を強いられてきています。頑張って売り上げベースを支えても、いずれはどこかで崩壊するでしょう。

まぁ、不動産の価格が上がってるはずだから高く売れるんだと錯覚する人が多いのは、不動産を手放そうとしてる人からすると悪い話でもありません。錯覚したまま買ってくれれば手放して逃げ切れますからね。

間違っても錯覚する側には回らない方がいいですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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