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自分が死んだ後で、自分の財産をめぐって家族が血で血を洗う荒そうになるというのは情けないし哀しいものです。

そこでそれを少しでも軽減するために「遺言書」があるのですが、これがまた作成が面倒くさいし大変…でした、数年前までは。

２０１８年に法改正されて、遺言書の作成は随分楽になりました。

まず、今までは添付資料の財産目録まで全部手書きじゃないとダメという非常に面倒くさいものでしたが、法改正で添付資料はパソコンとかのプリントアウトでＯＫになったのです。

そして遺言書を法務局に預けられるようになりました。誰かが隠したとか、見当たらないとかそういう問題が無くなったのです。

「うちは財産なんか無いから必要ないよ」という人も居るでしょうが、それに待ったをかけるのが「相続登記の義務化」です。

今までは多くの財産がある場合に「奪い合い」という事態が多く、それで揉めていましたが、この義務化のおかげで要らない不動産の「押し付け合い」が発生する可能性が高いです。

その為にも事前に話し合って遺言書を作っておいた方が良いですね。