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指定流通機構とは

指定流通機構とは

不動産屋に不動産の売却を頼む際には媒介契約というのを結びます。

これは売主の不動産を勝手に売りに出したりしないようにするためのもので、また売主が依頼の方法を選ぶ手段でもあります。が、割とこれを書面で結ばずに口頭で済ませたがる不動産屋も多いので注意が必要です。

この媒介契約で専任媒介契約か専属専任媒介契約を結んだ場合、不動産屋はその物件を指定流通機構に登録する義務があります。これは通称「レインズ」といわれるもので、これに掲載された売却情報は他の不動産屋でも共有することが出来るというものです。

気を付けたいのは、アットホームやスーモといったいわゆる不動産ポータルサイトはその指定流通機構ではないということです。不動産屋の中には他の不動産屋と情報を共有するのを嫌って義務があるにも関わらず、指定流通機構に登録しないものもいます。

これは売主にとっては大きな機会損失であり、契約違反でもありますからやってはいけないんですが、そういう不動産屋は売主からも買主からも手数料を取りたいというのが強くてやっちゃうみたいですね。

専任媒介や専属専任媒介で売却を依頼されている方は、各県にある不動産協会のサイトを覗いてみることをお勧めします。(お住まいの所じゃなくて、物件があるところの県です。)原則、そこで情報が掲載されてなかったら登録していない可能性が高いという事になります。

指定流通機構は東日本、中部、近畿、西日本の4つしかないので、それ以外は違うのです。知ってて損はないと思います。

 

 

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