お知らせ/会社ブログ【2022年以前】

高ければいいというわけじゃない

不動産の査定を依頼した際に思いがけず高額な査定額が出ることがあります。

ここで簡単に踊ってはいけません。

不動産の査定は「買取査定」ではないからです。

中古自動車とかの査定なら「〇〇万円です」といった業者がその値段で買取りますが、一般的な不動産の査定は「市場に出したらいくらくらいで売れるか」の予想でしかないからです。

予想なので当たるも八卦当たらぬも八卦。

もちろん、売主さんのためになるべく高く売ってあげたいのはやまやまですが、だからって野放図に高い値段をつけても結局売れません。

周辺の市場や類似物件との比較や様々な条件を加味して考えていく必要があるのです。

それでも市場とのバランスの関係で長期化する場合はあります。

適正価格で売ろうとしても、元々の需要が少ない地域だと時間がかかることはどうしてもあります。

結局のところ、早く売りたいのであれば値段を下げる以外に有効な方法はほぼ無いのが現状です。

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