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日本の中古住宅市場

日本の中古住宅市場

ヨーロッパとかアメリカの街並みを見るとわかるのですが、日本とは街並みが全く違うことが多いと思います。

日本と違って欧米では中古住宅の市場がとても大きいです。

日本では中古住宅の市場は住宅需要全体の15%ほどしかありません。要するに「家を買いたいな」と思う人が10人いれば、8人までは新築を選んでしまうという事です。

中古の住宅を売るというのは、この少ない市場で選ばれていく必要があるという事です。

だからいくら立派でお金かけて贅沢に建てた家でも、同じ値段で近くの新築が買えますよとなると選ばれる確率は15%まで下がるという事になります。

せっかくの資産ですから高く売りたいのは当然ですが、売れない値段で売りに出しても仕方がないのです。売れなければ店晒しになってどんどん古く売れなくなっていくだけですから。

このように市場や買いたい人の気持ちや事情を見越して価格設定をすることが大切です。

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