お知らせ/会社ブログ【2022年以前】

住宅ローンの返済に困るとき

住宅ローンの返済に困るとき

30年ほど前のバブル崩壊の時やその後のリーマンショックの時もありましたが、突発的な事情で住宅ローンが払えなくなる時というのは珍しい話ではありません。今も新型コロナウィルスの関係で飲食店をされていた方なんかは同じような塗炭の苦しみを味わってる方も居ます。

他でもない私もリーマンショックの時に勤めてた会社は倒産するわ、賃貸に出してたマンションは退去されるわで血を吐くような思いをしたものです。幸いにも物件が良かったので早々に入居者が入ってくれて助かりましたけどね。

私のように賃貸に出していたなら、入居者さえ入ってくれればなんとかなりますが、自分が住んでる家のローンではそうはいきません。嫌でもローンを払わないと住み続けられなくなってしまいます。

では、そういう時はどうすればいいのか、

まずは困る前に銀行に相談してください。

理由は簡単で、困ってから相談されても取れる手段が少なくなってるので助けようがないって事が多いからです。困る前ならまだ助かる方法もあったりします。因みに銀行も鬼じゃないので、すぐに全額払えとはあまり言いません。相談すれば一定期間の返済額の減額交渉も出来たりする場合もあります。

他にどうにもその支払いの目途がつかない場合は売却してしまうという方法もありますが、売却にも競売任意売却というのがあります。実はこれ、任意売却の方が助かる事が多いのです。

返済に行き詰まるけど1500万円の住宅ローンの借り入れが残っていたとします。

競売だと銀行主導で1000万円くらいで家を売られて、足りない500万円は一括即金で払えと言われます。

任意売却だと売りにをある程度自分で決められるので、1200万円で売って、残りの300万円を無担保ローンとかで分割に出来たりします。

勿論これは物件にも依りますので、全部が全部助かるわけではありませんが、相談は早い方が安全だし、今後こういう売り出しが増えて来ると需要と供給のバランスからもっと安く売る必要性が出て来ることも予想出来ます。

なので、困りそうな雰囲気が出てきたら早めに相談しておきましょう。何しろ相談はタダですから。

 

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