お知らせ/会社ブログ【2022年以前】

茹でカエルにはならないように

茹でカエルにはならないように

茹でカエル理論というのをご存知でしょうか。

実際のカエルの挙動ではないのですが、2匹のカエルを用意して、1匹を熱湯に放り込むとカエルは慌てて逃げ出し、火傷は負うかもしれませんが死なない、もう1匹を徐々に温度が上がる水に入れると変化が緩やか過ぎてダメージを知覚できずに死ぬっていう、経営や投資の世界では時折使われる例え話です。

空地や空き家を長期的に保有するというのはこの茹でカエルのお話に相当する部分が往々にしてあります。

例えばあなたが1000万円相当の空き地を持っていたとして、明日突然に「税金100万円払ってください」と言われたら、「これはえらいことだ、持ってたら更に請求されるかもしれない手放そう」となるでしょうが、「毎年5万円ずつ20年払ってもらいます」だと「それくらいなら大丈夫だ」となってしまいます。どちらも同じ100万円請求されててもこれだけ反応が違います。

使ってない不動産はそれだけのリスクも内包してるという事を認識していないと、先々で負担となり処分に困ることが起きないとは言えません。

少なくとも5年以上利用してない不動産は「不要なリスク」と思って売却した方が安全だと思われます。

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