お知らせ/会社ブログ【2022年以前】

昔は凄かった?それが何か?

昔は凄かった?それが何か?

不動産を売却する時に価格を設定する必要があるんですが、その際に不動産屋とかに「自分が如何にこの不動産が高額であると思っているか」とか「買った時はいかに高額だったか」を熱心に語られる方が居ますが、それって今の評価には全然関係ありませんから言っても何の影響もありません。小学校の時に運動会の徒競走で1等賞を取ったといくら言っても、今の自分の足が速くないのと同じで関係ないんですよ。

あと、欲の皮の厚い方がやってしまいがちなのが、合意が出来そうになるとゴールを動かしちゃうこと。例えば、1000万円で売りに出してる不動産を900万円でなら買ってもいいって買主が現れたとします。お互いに話し合い間を取って950万円で売り買い双方が納得した所で「元々1000万円で売りに出してたんだから、もう20万くらい出してもいいんじゃないか」とか言い出して話をひっくり返したりするのです。1000万円なら買うって話が出たら、別の人に「他の人が1000万円で買うと言ってるが、1100万円で買わないか」と持って行ったりするのも同様です。

この様に、交渉事というのは主観だけでやってると碌な事にはなりません。そのために、不動産屋と言う第三者を入れるのです。

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