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兄弟での共有はトラブルの元

兄弟での共有はトラブルの元

親としては兄弟に公平にしてやろうって気持ちで、相続の際に兄弟で共有しろって話をすることがあるようですが、これってわりとリスキーだったりします。

理由としては、相続の際にはいくら遺言書に「〇〇に全部やる!」って書いてあっても、亡くなられた方の配偶者や子供には遺留分といって、半分は法的にとる事が出来るようになってるんですが、これ兄弟とかには無いんです。

例えば兄弟で半分ずつ持分所有してる家があったとして、片方が子供も配偶者もなく、さらには変な宗教に騙されて「私の財産は教祖様に全部譲ります」なんて書いてた場合、遺された兄弟はその変な宗教団体と協議していかなければならなくなります。

協議できればまだ良い方で、実際に指名された他人である相続人が勝手に占有して勝手に貸し出したりとかして売る事もどうにもできない問題に発展するのを見たことがあります。

こうなってくると相手も異常ですので裁判とかしてもなかなか解決しません。

親子や配偶者間で共有するのはまだいいのですが、相続の際に兄弟で仲良く持ってろっていうのは危険があるという事です。

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