お知らせ/会社ブログ【2022年以前】

田んぼはなぜ安いのか

田んぼはなぜ安いのか

インターネット等で土地を探していると、時折すごく安い土地を見つけることがあります。ほぼ100%近い確率で「田」だったり「畑」だったりしますが。

では何故「田」や「畑」は安いのでしょうか。

一つは「農地法」によって購入の際に制限がかかることがあるためです。農地は基本的に農業をするためという名目で税制上の優遇を受けていたりしますので、これを取引する前には農地法の許認可を受けなければならないからです。

もう一つは土質の問題です。ご存知の通り田んぼや畑の土は黒くてふかふかだったり、雨が降るとぬかるんだりしますが、この上に住宅を建てるのは無理ですよね。そこで土の入れ替えをしなければならないのですが、これ結構費用が嵩みます。

例えば100万円で農地を買っても、住宅地にするために土の入れ替えで400万円かかったら、最初から500万円の土地を買ったのと同じになってしまいます。

 

そういった許認可関係や土入れ替えのコストなどもあって田んぼは安く取引されることが多いのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イエジン | 不動産売却情報満載のWEBマガジン