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二世帯住宅は難しい

二世帯住宅は難しい

二世帯住宅は子育て支援とか介護やリフォームとかの関係で選ばれる方が居ますが、あまり安易な考えで進めることはお勧めできません。建設などの前に十分にご家族で話し合っておく必要があります。

何しろ一般的な住宅と違って、離婚や相続で揉めた時に「売って清算する」というのが難しくなるからです。

一番ダメなパターンとしては、ご夫婦での話し合いをしないで、親子だけで勝手に話を進めるというのがあります。…えーっと、離婚したいんですかね?そうとしか思えないくらいの愚策です。

二世帯住宅にもいくつかタイプがあって、玄関とキッチンや風呂を共用するタイプと、建物は同じだけど玄関から水回りまで全部別の長屋式のタイプと、部屋数が多いだけという雑なタイプの3つに大別できます。

先の事を考えると長屋式がお薦めです。

将来的に使わなくなったとしても賃貸に出したりできますからね。

安易な二世帯住宅にしてしまうと家がある限りはもう「自分たちで使う」以外が難しくなるという前提で考えておいてください。

それでも自分の親から「二世帯住宅にしよう」とか言われると、簡単にはっちゃけちゃって肝心要である配偶者の意見を聞かず「事後承諾で行ける」とか信じ込む馬鹿な人が少なくありません。

それ離婚フラグなので絶対やらないように。

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