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空き家は何故増えるのか

空き家は何故増えるのか

この20年で空き家は1.8倍増えてます。比率で言うと7軒に1軒は空き家という状態です。ちなみにこれは全国平均なので、香川県下に限って言うともう少し多いですね。

なんで空き家は増え続けるんでしょうか。勿論背後には少子高齢化という問題があるのは確かですが、もう一つの理由として新築住宅の供給が止まらないというのがあります。

新築住宅は毎年9万軒以上供給され続けています。人口が減ってるのに供給が横ばいって事は、どうしても住む人のいない家が増えていきます。

そうならないようにするには供給戸数の総量制限ってのが有効なのですが、これやっちゃうと景気に激烈な冷や水を浴びせる格好になっちゃうので出来ないんですよね。

実際、欧州の一部とかでは街並みを守るためなどの理由もあってその新築住宅の総量規制をしてるところもあるのですが、日本では建築基準法などの規制だけで行政の処理はいっぱいいっぱいなので、総量の規制をするには手間がかかりすぎるって問題もあります。

もう少しAIが進化して、建築確認などの処理を請け負うようになれば変わってくるのかもしれません。

 

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