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譲渡所得の特別控除

譲渡所得の特別控除

不動産を売却すると「あなた不動産売って儲けましたね?」ということで税金がかかってきます。これが譲渡所得税というもので、わかりやすく言うと、「株やギャンブルでパッと儲かった分には税金かけるよ」っていう一時所得と同じ扱いだと思って貰えればいいかと。

まぁ、それだけだと不動産の場合は元々の価格が高い上に課税が非常に理不尽になってしまうので、買った時の価格とか売るために支払った経費を差っ引くことができます。例えば「2000万円で買った家を1000万円で売った」という時には、「1000万円の収入があった」とは見做されず、「赤字だから税金は勘弁してやる」という事になります。

この譲渡所得税の特別控除っていうのは、相続で亡くなった方が住んでた家を売却する際には税金を減免するっていうものです。

これは該当しない場合もあって、売却価格が1億円以上とか、昭和56年以降の建物である場合とか、相続が発生して3年が過ぎてる場合なんかは適用されません。

気を付けたいのは、たとえ短期でも相続発生後に居住してたというのも適用外になるので、気軽に誰かを住まわせたりするのは避けた方がいいです。なにしろ控除額は3000万円ですから、相当高額な不動産でない限りは大抵この範囲で収まって無税になりますからね。

 

 

 

 

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