お知らせ/会社ブログ【2022年以前】

敷金?礼金?保証金?

敷金?礼金?保証金?

新年度も始まり、転居などで新しい場所で新しい生活をされる方は多いと思います。

賃貸住宅を借りる際に必ずと言っていいほど出てくる単語に「敷金」「礼金」というのがありますが、これに関してご説明したいと思います。

まず「敷金」ですが、これは家を借りる人が大家さんに「私に何かあったらここから補填してください」って感じで預けておくお金です。例えば急の事故や病気で家賃が払えなくなっても敷金の範囲内で待ってくださいって言えますよね。また、退去する際にどこか壊してたりした場合は、そこから補修費用を引いてもらいます。

昔は大家さんの好きなように敷金から補修費用を取ってましたが、今では国土交通省がガイドラインを提示してますので、通常使用の範囲内での損耗は大家さんの負担で補修しなさいってなってます。壁に穴開けたり、窓を割ったりしてたら、それは通常使用の範囲外ってなりますので、補修費用を取られます。ですから、借りてるお家はあなたのお家ではありますが大事に使いましょう。

では「礼金」とはなんでしょうか。これは大家さんがとる手数料のようなもので、これは使用状況と関係なく退去時にも返ってきません。昨今では「礼金なし」の物件も増えてきて、半数くらいは礼金なしになってるようです。

ここ香川県ではあまり見かけませんが敷金・礼金とは別に「保証金」という地域もあります。これはほぼ敷金と同じようなものです。保証金の地域では礼金の代わりに「保証金引き」という形で退去時に全額は返さないってところもあります。

4月に入りましたので、敷金・礼金に関してはある意味交渉のチャンスです。大家さんとしては次の入居ラッシュである来年まで待つくらいならそこで交渉して入居してもらった方があ得ですからね。

ただし、あまり無理な価格交渉は退去時に遺恨を残したりしがちですのでほどほどに。

 

 

 

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