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新築のマンションを購入すると、引渡前に「内覧会」というのを行います。

これは引き渡す前に不具合があったりしないかどうか確認してもらうというものです。

と言っても、普通は水漏れだの建付けが悪かっただのということはほぼないし、家具も何も無いので10分もすると見るところなんて無くなっちゃうんですけど、90%くらいの方が2時間くらい見てますね。

大抵の場合は本当に細かい、普段生活してて気にもかけてないレベルの小さな小さなフローリングの傷とか、壁紙の小さな小さな傷を指摘してこられます。個人的にはそんなに神経質になってたら住むときに気疲れしちゃうと思うんですけどね。お子さんとかがリビングの椅子とかを「ギー」って引っ張ったりしたら「フローリングに傷が！」って問題視するんでしょうか。

ピッカピカの状態で生活するなんて出来ないんだから、それよりはもっと快適に気持ちよく暮らすことを考えた方が幸せに暮らせると思います。

過去にあった話ですが、内覧会の際に２時間以上戻ってこられないご家族がいて、工事の担当者が様子を見に行ったら家族全員リビングで昼寝してたとか。その方曰く「リビングが広くて気持ちいいので、子供たちとお弁当食べたら眠くなっちゃって…」と、とても幸せそうでした。