お知らせ/会社ブログ【2022年以前】

不都合なことは正確に

不都合なことは正確に

不動産を売る時にはメリットはなるべくたくさんの人に触れ回って、デメリットは出来るだけ伏せておきたいという心理が起こりがちです。

ですが、デメリットを伏せておくというのを購入者にしてしまうと不実告知という事になったりとかで、場合によっては告訴される危険性もあることなのです。

実際の所、デメリットは伏せない方が販売には効果があります。

これは心理学でいうところの「ロス-ゲイン効果」というもので、先に悪い点を見せておくと、後で見せるいい点で先の悪い点が帳消しに近く感じてしまうというものです。

人間で言うと、普段素行の悪い不良生徒がたまに良い事をすると「実は良い奴なんだ」と錯覚されるのと同じです。

これは逆に「ゲイン-ロス効果」というものもあり、先にいい点ばかりを並べておくと、後で出てきた悪い点一つで全てが帳消しになってしまうことがあります。人間で言うと普段はとても温厚でいい人なのにたまたま些細な悪い事…赤信号を渡るとかしてるのを見られると「あの人のいい人は仮面で、実は悪い人なんだ」と断じられることがあります。

不動産の売却も同じで、悪い点があるならあるで最初に全部言ってしまうべきなのです。

 

 

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