お知らせ/会社ブログ【2022年以前】

賃貸経営の将来性

賃貸経営の将来性

不労所得という事で賃貸経営をされている方は少なくないと思います。

ただ、この不動産賃貸経営も長期的にみると二極分化していくと思われます。要するに入居者が途切れにくく安定して収益を上げ続ける物件と、入居者が絶えローンや補修費・管理費の支払いに追われる物件に分かれていくでしょう。

理由は簡単で、少子化の影響で地方では世帯数が頭打ちから減少傾向に入っています。更に景気の安定と低金利で住宅を購入する人数の減り幅は世帯数減少と完全には連動していないので、どうしても賃貸居住世帯は持ち家世帯以上に減っていく傾向にあります。

そうなると、立地のいいもの、管理のいいもの、家賃の安いものは比較的入居者が見込めますが、それ以外の物は選択肢から外れ、相当に家賃を下げないと入居者の確保が難しくなります。

現時点で新築して賃貸経営をお考えの方は、基本的に10年以内で償却できるのを前提とされたほうが良いでしょう。建物のローン償却さえ終わってしまえば、あとは家賃をどんどん下げていくことで経営は何とか続けていけます。

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