お知らせ/会社ブログ【2022年以前】

個性的というのは誉め言葉ではありません

個性的というのは誉め言葉ではありません

家の購入を考えている方には、往々にして「個性的」な間取りや家を希望される方がいます。

そりゃ一生に一度あるかないかの大きな買い物ですから、自分の趣味丸出しで思うままに出来れば最高だと思うのはある程度仕方がありません。

ただし、そういう方がダメだと断じる一般的な間取りが何故一般的であるか考えたことはありますか?

一般的なよくある間取りって言うのは個性がない代わりに「誰が使ってもそんなに不満なく使える」ように出来てるのです。

私は過去にマンションの開発をしていました。企画会議で間取りを20近く考えなきゃならないとなったら、最初のうちは「よく売れる」「売りやすい」という一般的な間取りが選ばれます。それが3時間も4時間も会議してると疲れてきて、最後の方は割と奇抜な間取りが採用されることもあるのです。ま、実際に売ってみるとそんな変な間取りの部屋は全然売れなくて往生するのです。

家において大事なのは普遍的である事。家族の構成や自分の体形など変化がある事を中心に考えてはいけません。

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