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不動産売却のご相談を頂くときに、私はよく「その物件を買われたときの契約書とか領収書ありますか？」と尋ねます。

何故そんなことをと思われるかもしれませんが、不動産を売却した場合、株や競馬で儲かった時のような一時所得と同じで「不動産売却取得税」というのが請求されるからです。

まぁ、自分が住んでる家とかであれば大幅な控除があるので必要ないんですが、そうでない場合は購入時の契約書や領収書が必要になる場合があります。

権利書とかであれば「これは大事！絶対捨てちゃダメ！」って殆どの人がわかるので、かなりの確率で保管されてることが多いのですが、契約書とか領収書となると、コンビニで肉まん買った際に「レシート？要らない。」っていう感覚で「もう必要ないもの」として捨ててしまう方がかなり多いです。

これから不動産の売却をお考えの方は、売却の相談と合わせて、その辺りの書類も探しておいた方がいいですよ。

何しろその不動産譲渡所得税の税率は20％近いので。