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ソーシャルディスタンシングが不動産価格を下げる

ソーシャルディスタンシングが不動産価格を下げる

GWも過ぎ、コロナ禍の自粛騒ぎも一段落した感じがありますが、不動産価格の下落に関しては少し後になると思います。

自粛騒ぎによる経済の停止が原因の不景気が一時的なものになるのはリーマンショックや東日本大震災からの経過で予想がつくのですが、不動産的に問題となるのはソーシャルディスタンシングによる生活様式とかの変化です。

ソーシャルディスタンシングはご存じの通り、感染拡大を防ぐためにお互いに距離を取りましょうってことですが、これが不動産の価格にどう関係してくるかというと、まず大きなところで商業用地の値下がりが避けられないというところです。

商業用地は一般的な住宅用地と違って「面積当たりでいくら売り上げがあげられるか」が非常に大きなポイントになります。ソーシャルディスタンシングはこの面積当たりの売り上げを大きく落とす要因となります。

例えば客席10のお店が、1席当たり1万円売り上げてたとします。ソーシャルディスタンシングによって同じ面積のお店で客席を5しか取れなくなってしまうと、売り上げはいきなり半分になってしまいます。畢竟、お店を新しく作ろうという人は、不動産の価格を半分にしてもらうとかしないと成り立たないとなってしまうのです。

この様な理由で、ソーシャルディスタンシングは確実に不動産の価格を大きく下げる方向に作用します。

使っていない不動産をお持ちであれば、その効果が大きく出る前に処分されて現金で確保された方が良いでしょう。

 

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